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「あなたのやってきたことはすべて素晴らしい」 この考え方になると、自分が大好きになります。自分の可能性が信じられるようになります。謙虚になれます。心から感謝できるようになります。 そんな学びの日々を記録しています。
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ある日、書店で目にした本に「サルでもわかる○○」というのがたくさんありました。
「サルでもわかるニュース」「サルでもわかるIT技術」などいろんな分野の知識や情報、技術を学ぶための入門書に、このタイトルがつけられているのです。
 
 「サルにでもわかるのなら、さぞかし易しく書いてあるのだろう」という、苦手な分野や新しい知識を必要としている読者へのハードルを一気に下げる効果がありそうです。出版社の販売戦略として重宝しているのでしょう。
 
 しかし本を買った人の誰も「サルがわかる」とは現実的に考えているはずはありません。「PCを駆使するサル」、「政治経済を分析するサル」、などSF小説の世界です。それならば、サルにご登場願うほど飛躍しなくても、せめてヒトの成長の過程から「こどもでもわかる○○」というのが妥当ではないでしょうか。
 
 さて、より現実に近い「こどもでもわかる」に置き換えると、私自身、ドキリとしてしまいます。おそらくこのタイトルがつけられた本を手に取って、学ぶ意欲がわき起こりレジに向かう人は少ないに違いありません。
 
 つまり現実的には「こども」と同様に扱われたら、大人として、ちゃんとやってこなかった後ろめたさを感じます。そして何よりも「こども」でもわかることを教えられたくないという心理的な抵抗があります。「サル」と呼ばれても大人のユーモアで許せるが、「こども」と呼ばれたら、「そこまでは幼くはない」と急に現実的になり、はねつけたくなるものなのです。
 
 100人の大人がいたら100の「大人であること」のプライドがあると思ってください。プライドなどというと、特別の人がもっていると思いがちです。しかし、大人を相手にしていてつい、「見落している」と思われてしまうことがあるのです。たとえその人があなたが話している分野に無知であっても、気付かないうちにも軽くあしらったり、反対に押し付けたりすれば、大人としてのプライドが傷つくものです。
 
良い話をして「あげている」というスタンスでいると、「あの人は偉そうだ」などという態度で反応されていることもあるのを自覚しておきましょう。

<今日の気づき>

なるほど、尊敬したい人物は謙虚ですよね     
    
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