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「あなたのやってきたことはすべて素晴らしい」 この考え方になると、自分が大好きになります。自分の可能性が信じられるようになります。謙虚になれます。心から感謝できるようになります。 そんな学びの日々を記録しています。
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コーチングでは目標を設定するとか、目標に向かってとかいう言葉が多くなってしまう。目標がないと夢は実現しないのか?

そんなことはない。新聞で石田衣良が自分が作家になるまでの経緯を語っていたのが興味深い。

彼は大学を5年かけて卒業して成績は「優」がわずか2個だけ。就職できるはずもなく、念頭にもまったくなかった。

とにかく好きな読書三昧で楽しく暮らして、経済的にはバイトなどで繋いで、30歳ぐらいまでに何か職を得ていればいいぐらいの気持ちだったとか。

これは物凄い。人としての「あり方」(being)一本で自己実現している例ではないかと思った。自分はこの一回きりの人生をどうありたいのかを知っていた。それを忠実に実践しているので、迷いや不安もない。

作家の多くが「書く」ことより「読む」ことが大好きだと想像する。
寝食忘れて、本を読む。楽しい。やがてインプットが溢れ出しアウトプットに移行しても、ごく自然だろう。

瞬間瞬間を楽しむことができる、今をおろそかにしない、精一杯に自分らしくいることは人生の目的を自覚している人が手に入れられること。迷いや不安があると、「今」を楽しく過ごすことはできない。

作家という職業は一般的ではないので、この話は役に立たないと思っている人もあるかもしれない。そんな好きなことばかりやってはいられないと。

しかし彼は自分の生きる道を選択したし、迷いがなかった。自分を信じていた。

自分で自分をきっちりと肯定できる強さは、誰に何を言われても揺らぐものではない。好きなことを貫き通してやる人はたどり着くところは好きな場所であるのだなと思った。

本当は嫌なことを我慢してやり続けていると、つまり自分らしくない自分でいると、たどり着くところは最も避けたかった場所になるのだろう。う~ん、これは怖い!



■「われわれの探検のすべての終わりは、出発点にたどり着き、
  その場所をはじめて知ることだ」(T.S.エリオット)

■目標も大事だが、「あり方」に焦点を当てると自分らしく生きれる。



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