後悔しないために

６月になって、スーパーに行く度に気になっていた
店頭に並んでいる青い梅。

梅ジュースが大好きで、一キロの梅で作っても
あっという間になくなってしまうのです。

「忙しいし、作るのが面倒くさいし」などと思っていると
梅のシーズンが終わってしまう。

一キロ作っても「ああ、もっと作っておけばよかった」
と後悔する。

後悔しないために、昨日は２キロの梅を買ってきて
洗って冷凍しました。今夜漬け込みます。

これが梅だから、目の前の機会を逸したら後悔するって
分かるのですが、案外目の前の仕事も同じことなのかも
しれません。

今ある機会を大事にしよう、って思いました。

＜今日の気づき＞

目の前にある「気になること」は
　　　　今が取り組むチャンス

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悪女に学ぶマナーとは？

NHKで「今、大人の学ぶ意欲が高い」というようなテーマの
番組がありました。

男のお菓子作りだの、フラワーアレンジメントだのを学ぶ
大人の様子が紹介されていました。

その中のひとつに「悪女に学ぶマナー」教室だか、セミナーがあって、
着物姿の銀座の有名ママがセミナー講師なんです。

教室は満員です。受講者は、見たところ３０代～４０代のキャリア
のあるおしゃれな女性たちばかり。水商売向けのセミナーでは
ありません。

紹介されていたのは名刺交換のマナー。ママさんいわく、

「お名刺交換で大切なのは、お辞儀をしながら名刺を渡さないこと。
「宜しくお願いします」、と背筋を伸ばして挨拶した後に、お辞儀を
すること。これがポイントなの」

参加者のみなさん、真剣な面持ちで聞いています。

ママさんが続けます。

「挨拶とお辞儀を別々にすると、すごく丁寧になるでしょう」

参加者ばかりでなく、スタジオの司会者やコメンテーターが
「なるほどねぇ、悪女ですなぁ」

これを聞いて天井に頭を打つくらいt飛び上がって驚いたのは私です！
これが悪女に学ぶ特別なマナーって、そんな・・・。

私は新入社員対象にビジネスマナー研修をすることがあるのですが
この通りの「悪女のマナー」を指導しています。（爆）

上記にあるのは「分離礼」といって、もっとも丁寧にしたいときの
お辞儀なんです。会社で研修を受けたことのある人なら
みんな学んでいることなんですね。

切り口を変えただけで、内容は同じです。そもそも悪女の定義が
分かりませんね。結局、「相手に丁寧な人だと思ってもらえる」
ことなんですね。


＜今日の気づき＞

悪女であろうが、聖女であろうが
　　丁寧な挨拶の仕方はひとつしかない

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スーザン・ボイルの気になるところ

最近話題の人、スーザン・ボイル。
４８歳で独身。

上の写真にある容姿に美声の持ち主で驚かせ、
そのギャップに連日パパラッチが追いかける。

素人から本物のエンタテイナーを見つけようという
英国のTV番組に登場するやいなや評判になった。
結局決勝戦では優勝は逃して２位となった。

しかし、ついこの間まで、見向きもされなかった人が
今や世界中から注目されることになる。

こんなに注目されるとは思ってもいなかった
ことが、突然彼女の「日常」となった。

とうとうストレスと疲労で入院しているらしい。

歌手になるために歌の練習はしたことでしょう。
歌手になるための心構えは鍛えてなかった。

歌はプロ並み
心構えはアマのまま

ここで思い出すのが、石川遼君。
高校生である日突然注目の的になった。
その後の活躍はご存じの通り。

容姿が違う？

確かに。しかし私には容姿と美声とのギャップよりも
夢と心構えとのギャップの大きさのほうが
気になるんですね。

あえて露骨な言い方をするなら
心がえらくブスなんですよ。（爆）

彼女の言動をみていると、
「どうせ、私は～～～」タイプの
自己評価の低い人に思えるのです。
夢で燃えている人には思えません。

彼女の態度や言動が
これからプロの歌手としての成功への
ネックにならなければいいのに、と心配です。

「こんな人になりたい」って
内面の夢ももってもらいたい、と思うのです。

石川遼君は「世界に通用するプロゴルファー」になる夢と
「ゴルファーは紳士たれ。誰にでも好かれる人」になりたい
という夢を語っていましたね。

なんらかの夢をお持ちならば、
それと同時に「こんな人になりたい」って
夢も膨らませてみませんか。

あなたはどんな人になれたらいいですか？

＜今日の気づき＞

「こんな人になりたい」という内面の夢をもったら
　　　今日から言うことが変わってくる

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ここにあったはず・・？？

東京という大都会には、「目印になると思い込んでいる」場所は
移動したり、突如消えたりすると、肝に銘じたほうがいい。

昨日、打合せで表参道交差点で待ち合わせたFさんが
「この間は、KINOKUNIYAの前で待ち合わせたら、
思っていた場所と違っていて・・」という話をされました。

長い間に渡ってこのスーパーは同じ青山通りの別の場所に仮店舗営業を
していたのですが、最近新店舗が完成して元の場所に
戻っています。

KINOKUNIYAを目印にするのは危ないと、私は前々から
思っていましたので、「あり得るな」、と。

私にも「ここにあるはずが」と慌てた経験があります。
古い建物の屋根裏部屋を利用してリニューアルした「隠れ家カフェ」
があるビルに行こうとしていました。

頭に入れた地図で探してみました。
ある信用のおける情報ホームページで紹介されていたのです。

ところが、どうしてもそれらしい場所はない。
これでは、本当の隠れ家か、と笑えずにカリカリきて・・・。

冷静に見ると、その近辺に建設用ビニールシートが
すっぽりとかぶされているスポットが。まさか・・・。
その通り！取り壊され新しい建物が立つ予定看板がありました。

まあ、あり得ることでしょうね。古い建物なんですから。
「おもしろいところあるよ」と、友人と待ち合わせに使わなくてよかったです。

しかし、昨日、表参道でのハナエモリビルには驚きました。
きれいなお店が閉鎖されているだけではなかったのです。
「ビル建て替え」のお知らせが張り出されていたのです。

上の写真のビルですよ！ハーフミラーの丹下健三の建てたビル。
こんなにきれいなビルも惜しげもなく壊してしまうのが
都市開発なんですね。

「ハナエモリビル前で待ってます」
なんて知らずに言う人がでてくるかもしれません。
約束した相手もそれを知らずに。

やはり東京での生活には携帯電話は必携でしょうか。

＜今日の気づき＞

東京の地図は思っている以上の早さで
　　　　　　日々「更新」されている

進化しても

人と話をしているとき、なにかの弾みに

「私、車、運転しないんです」

というと、たまには

「私もペーパードライバーなんですよ」

と共感されるが、私には運転免許はない。

子育ての最中のたくさんのママ仲間で、運転しない人がもう一人いた。
と思ったのも束の間、やっぱり最後の一人になった。

これがアメリカだと大人とは信じてもらえない。
２０歳のときホームステイした家がボストン郊外で
アーリー・アメリカンの家具を製造・販売している家だった。

「工房の若い者に教えてもらって
裏のガレージの車を使って練習しなさい」

そういえば、昔見ていたアメリカのホームドラマでは
高校生が車を運転していたな、と思い出す。

車を運転しないのは大人でないばかりか
「保護の必要な小さな者」なのである。

あるときは「運転できないなんて
そりゃ、現代のシーラカンスだよ」と言われた。

ところが最近、反応が変わったんです。

「エコですね～」

このエコとは環境保護（ecological)
節約上手(economical）どちらか知りませんが・・。（笑）

好きな車はあるし、助手席に乗るもの好きですが
自分が運転してみたいという気にどうしてもなれない。

エコであるって、未来社会に向かっている言葉であれば、
４億年前のシーラカンスから、ずいぶん私も進化したものだ。

しかし、私の本質的なものは昔から変わっていない。

＜今日の気づき＞

人の言うことは流行とともに変わるが
　　　　私らしさはちっとも変わらない

サウスウェスト航空

低迷する航空業界で唯一業績良好、人員削減なし、
ユーモア精神第一での採用基準で知られる
サウスウェスト航空の機内撮影のこんなものを
youtubeで見つけました。

ドッキリとか、やらせとかではありません。
本当のありのままのサウスウェスト航空での日常のこと。

http://www.youtube.com/watch?v=fD-yyMzF8lI

CEOいわく、「カリスマ・リーダーはいらない。全員でユーモアを
介して、チーム力を上げていく」。それで結果を出し続けているので
世界各国のあらゆる業種の企業が視察にやってくるのですから
すごいですね。

企業の話といえば、GM破綻など、なにかと暗い話題が多いこの頃。

そういえば、大手企業の取締役の方に英語を教えたことが
あるのですが、ちょっと雑談になって、こんなことを話されました。

重役会議で、あるルールがあるそうです。
「難しい局面においても、必ずジョークを飛ばさなければならない」
社長命令です。

「これが言えるような場合ではないんだから
キツイときがあるんだよ」ってアハハとお笑いになりました。

日本にもユーモアを大事にしている会社があるのですね。

＜今日の気づき＞

　　　　苦しいときも、眉間にシワよりユーモアがいい

謙虚さは似合わない

まずは名誉のために断っておけば、上の写真は何の関係もありません。

食料品売り場で、ジュースの試飲を勧められたときのこと。

少し口にしたとき、キャンペーン・ガールは私の顔色を見ながら
言われる前に先手に出たのか、こう切り出したのです。

「みなさん、甘過ぎるっておっしゃるんです・・」

「確かに・・」

否定的に言われると、その否定的な部分に意識が集中するもの
なんですね。

「それほどでもない」と心では思ったのですが、
同意を求められたようで結局、買いませんでした。（爆）

キャンペーン・スタンドだというだけで、消費者はまずは
「買わされる」覚悟で試飲する人がほとんどでしょう。

さして買うつもりもないのに口にしたら、安価なものなら買わないと
後ろめたさも残るもの。

それが嫌で試飲・試食はしないということもあります。

最初から、商品の弱みやよくない評価を見せてしまうことは
格好の「断る理由」を正当化する効果に。

買わなくて当然。堂々と立ち去る勢いさえ・・・。
そんなお客さまの後ろ姿ばかり見ていたのでしょうか。

見込み客に「甘過ぎる」と言われたら、
「疲れた時には、ほどよい甘さで元気でますよ」とか
返しのひとつも準備して臨んだらどうなんだろう。

彼女の売り上げ効果はどうなったことやら。


＜今日の気づき＞

戦場に向かうのに
　　最初から白旗を振ってはいけない

微妙な違い

今日はフィットネス・ジムに行きました。
このジムは岩盤浴などは無料なのはいいけれど
更衣室が狭い。

一番角の隅のロッカーを使ってみたのが間違いでした。
一通りのエクササイズが終わって更衣室に戻ったら、
私のとなりのロッカーを使用中の方が荷物を広げていました。

私に気づいて早く着替えて道を開けようとして
荷物をあれやこれや整理し始めたので

「急ぎませんので、どうぞごゆっくり。と言って、
そばにあるスツールに座って待つことにしました。

支度が終わって私の前あたりに出てきたときに
「すいません」と言って足早に消えました。

この「すいません」という挨拶、微妙に違うと感じました。
なんだか後味が悪くって・・・。

この場合、「ありがとう」がふさわしいし、感じがいいです。
ちょっとしたお礼の挨拶を「すみません」一本槍の
人がいますよね。

悪いことをしているわけでもあるまいし、
そんなにぺこぺこする必要もありません。

ちょっとしたお礼の挨拶に「すみません」を使っていたら、
「ありがとう」に変えるだけであなたの好感度はアップします。

＜今日の気づき＞

　　　　　「ありがとう」をもっと使おう