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「あなたのやってきたことはすべて素晴らしい」 この考え方になると、自分が大好きになります。自分の可能性が信じられるようになります。謙虚になれます。心から感謝できるようになります。 そんな学びの日々を記録しています。
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友人が海外生活しているのだが、なんと複数人の家事や庭の手入れをしてくれる現地人を雇っている。まあ、優雅な話で、朝食が、座れば目の前に出される生活を毎日してみたいものだ。私といえば、今日も朝からトイレだのリビング・ダイニング、お風呂や部屋など掃除したのだけれど、たいして広くもないというのに、結構疲れた。お昼の用意をしなければならないのだが・・・ちょっと面倒くさいということも多々あり。

そういう無精を披露している場合ではなかった。

彼女は指示を出すときに、それが使用人に伝わらないことでストレスになっている。言語も文化も違う国でのこと。しかし彼女は他国の文化を理解する知性と教養、流暢な外国語も身につけている。言語でも文化の問題でもないとすると、なぜ伝わらないのか。

例えばこんなふうである。多人数をお招きしてパーティーをする。メイドさんの一人に「これにいちごを適当に盛っておいて」

器があるのに、「適当」が分らなかったという。

今日はたまたま、「伝わる指示とは」というテーマに集中していたところなので、本人にお断りもなく、このエピソードを使わせていただいた。これは「優雅な生活の小さなストレス」ではない。あらゆるところで、日常茶飯事に起こっている。

指示するには次のことを押さえると、誰にでも伝わる。例えば、優雅な生活を夢みて私が架空のセッティングでメイドさんに買い物を頼むとして、指示してみました。

●目的 「今晩7時からある20名のお客様をお招きするホーム・パーティーのために」

●方法・手順「Lサイズのイチゴを50個。○○○通りにあるインターナショナル・○○○ で買ってきてください。」

●期限 「午後3時までには用意できているように」

●代替案「Lサイズで全部揃わなかったら、お店の斜め向かいにある×××フルーツに行って不足分を買ってください」

これは「イチゴを買ってきて」という時の指示。さっきの「この器に適当にイチゴを盛って」というのとは違う。このときはどうするのか。方法・手段の説明をするときは、自分が「適当に盛る」イメージを確かに具体的に頭に描いていなければならない。

「50個を無造作に投げ入れて、やや真ん中を山高にして」
「50個を碁盤の目に(チェスボードに、チェッカーの上に)置くように並べて」
「一列に5個ずつ並べて、10列作ってこのプレートに置いてください」などなど

それにしても、私のパーティーのホステスとしてセンスが疑われないことを祈って・・・(爆)
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私立の高校一年生のご子女を持つお母様さまの親睦会ランチの後の一時間の講演をお引き受けする機会をいただきました。

雰囲気は和やかではあるけれど、大勢の面識のないもの同志での緊張感もあるなか、「傾聴」をテーマにお話をしました。

難しい年頃の子供たちともっとコミュニケーションをとって、深く知り合いたいというお母様たちのニーズからのご依頼でした。コミュニケーションを円滑にするためのコーチング・スキルには100以上のスキルがあります。そのなかで、もっとも基本の「傾聴」をテーマにしました。

講演内容の詳細はここでは触れませんが、ポイントは「心から五感をフルに使って相手の話を聴く」ことが重要であるといこと。講演の形はとったといえ、あえて取り入れたロールプレイのワークも、ペアを組んでいただいて、偶然お隣にお座りの保護者とやっていただきました。ワークの後は、それぞれが感じたことが「新たな気づき」になってくれたら、こんなに効果的なことはないでしょう。

コーチとして一番嬉しいのは、「さっそく家に帰って、とことん聴いてみよう」とする人が一人でもいるということ。公の場では、質問もなく終了して、少し物足りなく感じたのですが、終了したら、声をかけられて質問する人が2,3人いたのは嬉しかった。みなさんから、「もっと知りたい」「もっとコミュニケーション・スキルを高めたい」そんな熱意を感じました。奇跡の出会いが今日もあった・・・と思って帰路につきました。
金沢まいもん寿司「華爛(からん)」の銀座への出店オープン前日の内覧会レセプションにご招待頂き、行ってきました。

こちらの社長さんは夢を次々と実現する方。まさかこんなに早く銀座に出店するとは思っていませんでした。まだまだ大きな夢に向かって、その勢いは止まることろがありません。

店内を隅々まで拝見して、また加賀の味を堪能してきました。なかなか銀座にあって、個性的なお店構え。赤い建物を見逃すはずはないでしょう。


板前職人さんも、カウンター前のさまざまな職種のお客様を相手に、柔軟な対応が見事。早口であれ、ゆっくりとした口調であれ、どんなスピードの話し方の人にも自然と呼吸を合わせる、コミュニケーション上手な方でした。女将の坂本さんも加賀友禅の着物姿が竹久夢二の描く女性のような美しい方。この方の店全体を見回す姿勢と気配りは素晴らしかった。

江戸前と金沢の寿司の違いのうんちくも伺って、金沢出身の私も知らないことがたくさんありました。この店の特徴はサービスもさることながら、その違いを「味」と「会話」で知ること。

実は「まいもん寿司」を関東、北陸地域で広く展開する株式会社エムアンドケイは私のクライアントさん企業。

今度は「一般客」としてフィードバックするつもりで行こうと思いました。これぞ「覆面調査コーチ」。

つい力が入ってしまうのですが、来る11月17日(金)のテレビ番組IQサプリに金沢店が撮影取材されているそうです。

このところ芸能ネタが続いている感があるが、今回も・・。(笑)

故人ではあるが、伝説の香港の俳優であり、歌手でもあるアーティスティックなパフォーマー・・と言ったら、レスリー・チャンと答えられる人が少なからずいるはず。言いだしておきながら、私自身においては、つい最近知ったばかりの人である。

主演映画「さらば、わが愛・覇王別姫」「欲望の翼」「楽園の瑕」「ブエノスアイレス」と観て、すっかりこの俳優に魅了されてしまった。その魅力とは、演技するという行為の枠を超えてしまっているような感じがした。いわゆる「迫真の演技」なのかというと、そのような演技者独特の勲章ものの臭さ、(と私は思うのだが)、そんな表現が適切ではないと思う「自然さ」がある。

すっかり感心していたら、彼にまつわるこんなエピソードを耳にした。

彼は来日しては、歌手活動としてコンサートを行っていた。日本人の関係者や評論家の何人かとは親しくしていたという。コンサートも満員御礼・大盛況で終われば、打ち上げのパーティーの「達成感で一騒ぎ」へとまっしぐら、といったパターンが多いなか、彼は少し違っていた。真っ先に彼らのもとへやって来て、

「今日のコンサートはどうだった?」と意見を求めたという。

そんなとき、彼らは満足げに「素晴らしい!とっても良かった!」と、お世辞抜きに心から褒めるわけだが、レスリーは、この程度の「漠然とした褒め言葉」では引き下がらなかった。

「どこが、どう良かったのか?」と真険にさらに突っ込んでくる。

それは事実を、評論する側の目で捉えた、「具体的なもの」でなければならなかったという。

明確に表現して伝えて、初めて彼は納得したという。また改良点はどんなことなのかも常に考えていて、意見交換を求めたらしい。

それ以来、親しくしていた評論家は、身が引き締まる思いで彼のコンサートを観るようになったという。「良い点も改良点も、ちゃんと観てないないと、突っ込まれる」と、観方が一層真剣になってきた。・・・(笑)

こういった「後から求められる意見」をフィードバックという。軍隊用語では「砲弾の着弾点が目標からどのぐらいずれているかを射手に伝える」ということ。つまり客観性が求められる。と同時に、フィードバックには、その人がどう感じたかのメッセージも伝えることが重要。

それをどうとるかは、フィードバックを受けた人の「選択」である。

このエピソードを聞いて、彼のパフォーマンスの質の高さは、繰り返しのフィードバックの習慣の蓄積からきたのだなと思った。彼のプロとしての姿勢を見習いたい。


◆◆◆銀座オフィス◆◆◆


          〒104-0061
          東京都中央区銀座6-6-1
          銀座風月堂ビル5階


電話(03)6215-8505
<受付にコーチング・バンク 田淵真知子でメッセージをお預かりいたします。追ってお返事をいたします>

マツモトキヨシとCOACHの通りを入って行き、CHANELの向かい側に風月堂ビルがあります。その5階です。

お客様との予約を入れて活用するオフィスです。これからは、体験コーチング、一対一のオリエンテーション、複数人のワークショップに会議室が利用できます。従来通りのホテルのラウンジや喫茶店を利用するよりも、落ち着いてお話ができる環境になりました。

早速第一号のお客様より「素敵なところでゆっくりお話ができた」という嬉しいフィードバックもいただきました。

このオフィスでのワークショップの企画も進行中です。

これからも、よろしくお願いいたしますね。

どうせなら、「まとめて」、ということで、真田さんネタをもうひとつ。

断っておくが、私は取り立てて真田広之のファンではない。ただ応援しているだけ。(やっぱり、私ってコーチング・コーチだと自画自賛・・冗談です)余談ですが、京都の祇園祭を見に行ったら、白の麻の気流しスタイルの真田さんが目の前に・・・女子高校生がやたら騒いでいて、彼は本当に「はにかみ、うつむき」状態。10年以上前の話。若き日の肖像。

まるでその場だけをハサミでくり抜いたように「華やかなスター・オーラ」がありました。

実は真田さんよりも、チェン・カイコーという中国の映画監督であり作家のファンである。彼は過去に「さらば、わが愛・覇王別姫」という重厚なエンターテイメント作品でカンヌ国際映画祭でパルムドール大賞を受賞している。

そんな大好きな監督の、最近の「超」がつくほどの駄作「プロミス」に主役チャン・ドンゴンと対峙する悪役として出演している。つい熱が入り、話が紛らわしくなったが、ここでは駄作うんぬんは、ひとたびお忘れください。中心は真田さん。(笑

その時の記者会見の中で、表現は違うかもしれないが、「自分はチャンドンゴンの役(二枚目主役)に代われるかというと、それは無理。だったら悪役として、これほど憎いやつはいないというほどまでの悪役を極めたい」と言ってのけた。

若き日の日本市場での真田広之を考えると、悪役というポジションで、二枚目を引き立てていくということは考えられないだろう。彼の自分を知るという厳しい目に感服した。彼が過去の実績に引きずられないのは、彼には夢があるからだと思う。

確か、ちょっと前に「アエラ」だったか何かの記事で、彼のことが載っていて、驚いたことがある。

彼は小学校のころ、子役をやっていたのだが、そのころから「ハリウッドで活躍する俳優になりたい」と思っていたというのである。親に止められて子役を続けることをやむなく断念して学業に専念する時期もあったのだが、将来に役にたつことばかりを選んで習い事で続けたという。

千葉真一の主催するアクション専門の養成所に行ったのもアクション・スターを目指したわけではないという。将来、役者としていろんな知識やテクニックを要求されるだろうからやっっていたらしい。

イチローとよく似ている。将来の自分の夢に向かって、ちょうど筋力を鍛練するようにこつこつ努力を積み重ねているのである。

夢に向かって選択と集中をしている典型といえる。

素晴らしい!恐れ入りました。



TSUTAYAに寄ってみた。新作のコーナーにジェイムス・アイボリー監督の「上海の伯爵夫人」があって、なんと真田広之が出演している。

これは映画好きの人から見れば大変、間の抜けた古い話なのです。知らなかった私。失礼いたしました。早速借りてきて観た。

う~~~ん。いつ盛り上がるのか、待てど暮らせど、いつものアイボリー監督作品でのジワリとした感動のウェイブはやってこず。どうしたものか、イギリス最高の文学賞であるブッカ―賞に輝く、イギリス人よりも貴族社会の知っているといわれるカズオ・イシグロは、今回は気合をいれて脚本を手掛けているのだが、その感性が観客に伝わらない。

でも役者は良かった。特に盲目の「自分の理想の世界にだけ生きたいアメリカ人元外交官」を演じた引きこもりの哀愁を漂わせるレイフ・ファインズが素晴らしかった。とてもアメリカ人には思えなかったことを差し引いているけど・・・。

途中、バーのピアノが、気持ちのままに即興演奏を始めたとき、「やっぱり私好みのアイボリー」という感情に浸れた。(確かシューマンっぽいフレーズで)

当時の上海というのは、作家ならずも好奇の対象になる頽廃と混沌のエネルギッシュな国際都市。

5年前に熱心に1920年代の上海でのロシア貴族女性の悲劇をからませたミステリー小説を思い出した。500ページにわたる「the Master of Rain」を英文にもめげず、むさぼり読んだっけ・・・。

上海という都市に、ショッキングのひとこと~~~。どこかのクレジットカード会社がロマンチックにpricelessという言葉をキャッチにしたことがあった。、購買する喜びは「お金では買えない喜び」を得ることというわけ。

当時の上海は「すべてのものや人がPriceを持ちえた!」のである。これは身の毛もよだつこと。恐ろしい!

チェン・カイコー監督の「花の影」のほうが退廃的雰囲気はこの作品よりは幾分あった。まあ、多国籍な自治区が混在しているから、何とも言えない。

上海の夏は知らないが、湿度と気温の高さにむせかえって、首のあたりに汗がしたたる思いで読んだ。

アイボリーの描いた上海は、ちょっと小奇麗でした。軍人さんの制服がアイロンかかっていて清潔に洗濯されているのですが・・・・。でも泥臭くしないのが彼の流儀。精一杯の努力でカオスを表現しているのですよね。彼の美学の領域。

話がそれた。真田さんはもうすでにアイボリーに好かれたんですね、この作品で。「謎の日本人・マツダ」を演じていました。まずまずでしょうか。

今度の新作での再登場を期待している!ただひとつ。筋肉を少し落としてくれないでしょうか。スーツに通す腕や首すじからつながるラインが、パンパン・コチコチに感じるんです。次にジャッキー・チェンとのアクション・ムービーが控えていたのでしょうか。

ご活躍を祈っています。

日本で最も活躍している「国際派スター」といえば、渡辺謙だと思うけど、何本かの作品を見て少々うんざりしている。それは彼だけのせいではなくて、彼を起用して作る脚本のせいでもある。

「ラストサムライ」が、中ではましな感じで、あとはどうもピンとこない。「さゆり」では主人公の全人生をかけて愛する「運命の男」とでも言うべき存在なのに、まったく凡庸な男にしか感じなかった。セクシーさがない。

そもそもハリウッドで求める東洋人の男とは、異国の土の匂いのする威厳ある、尊敬できる「父性」を感じさせるものを求めているように思える。
それは自国のセクシーな男達を脅かすようなものであってはいけないのである。

中国人ならチョウ・ユンファ、日本人なら渡辺謙・・・この2人には古くは「王様と私」のユール・ブリンナーに共通するような特性がある。スリムな二枚目の若い男ではない。どっしりしていてカリスマ的で、守りが固く、なんとしてもあなたの領土は侵しませんとコミットメントできる男。

映画作品においては、その人が「登場する」ことに意味があるようだ。ただ出演していればいい。ほかの人ではダメなのだから、それはそれで結構なプレゼンスの力量といえばそうなのだが・・・。つまらない。

一方、主役でなければ、真田広之もハリウッド進出できて、頑張っている。主役を際立たせる「本当は良い人ではあるが、諸事情から悪い人に転じる」役回りばかり。「真田=悪役」がインプットされているが・・・。ところが今撮影中のジェイムス・アイボリー監督の新作では、ちょっとこれまでのハリウッド的ステレオタイプの役とは違う、心理的演技が強く求められるような役をもらっていて、大変期待している。英語も頑張っているようだし・・・。

ジェイムス・アイボリー自身がアメリカ人なのに、映画はイギリス・ベースのものが多い。滅びゆく貴族社会での人間模様がお好きのようです。テイストはもちろん大型エンターテイメントではない。新作の詳細は知らないけれど、どうやら、A・ホプキンスの恋人役というからには、ゲイ役なのかも・・。過去を振り返っても、質の高い作品でゲイ役をこなした役者は飛躍的に評価が上がるし「演技派」のお墨付きがもらえる可能性がある。

西洋人が東洋人俳優に抱くステレオタイプを破り、内面の演技で感動させるような役者になってほしい。
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